こんな人の悩みが解決できればと思います。

・毎月の固定費が高くて、家計が苦しい
・貯金や投資を始めたいけれど、元手がない
・節約を始めたいけれど、何から手をつけていいかわからない
5年前、収入が1人分になり、家計管理について考えていた時に、両学長のYouTube に出会いました。
家計を「守る・貯める・増やす・使う・稼ぐ」の5つの力で整える考え方に共感し、その後、書籍『お金の大学』を購入し、実生活でできることから実行しました。

このページでは、『お金の大学』の考えに沿って、実際にやってみた取り組みを5つ紹介します。

本の内容って、家計で本当に役立つの?

はい。生活の質はほぼそのままで、毎月の支出をしっかり下げられました。
見直し内容は以下のとおりです。(1人分・月額)※金額は執筆時点です。
内容 | 見直し前 | 見直し後 | 差額 |
保険の見直し | 20,000円 | 2,000円 | △18,000円 |
自動車保険の見直し | 12,000円 | 6,000円 | △6,000円 |
スマホ通信費見直し | 7,000円 | 1,500円 | △5,500円 |
ネット回線の見直し | 7,000円 | 5,000円 | △2,000円 |
個人年金の解約 | 20,000円 | 20,000円 | 積み立てNISAへ |
計 | 66,000円 | 34,500円 | △31,500円 |
1. 固定費を減らして家計の負担を軽くする
貯蓄型保険を解約し、県民共済に切り替え
以前は月に2万円以上の保険料を払っていました。調べると、貯蓄型保険は手数料が高く、保障も薄いことが分かりました。
そこで「貯金と保険は分ける」と決め、必要最低限の保障に。県民共済(月約2,000円)へ切り替え、毎月の負担が大きく減りました。
スマホを大手キャリアから格安SIMへ
大手キャリア利用の頃は月約7,000円でしたが、日本通信SIM(20GB+5分通話)へ。
通信料は月約1,500円まで下がりました。私の使い方では、通信品質は体感ほぼ同じです。

安いと通信が遅くなるのでは?

体感としては問題なしでした。まずは1回線だけでも試す価値ありです。
自宅のネットを光回線に
当時契約していたケーブルテレビは通信速度が遅く、子どもから不満が出ていたため、@スマート光に変更。
月の支払いは約5,000円に下がり、速度も改善。工事はおよそ1時間で完了しました。

工事って手間がかかりそう…

想像より簡単でした。日程調整だけ済めば、当日はスムーズです。
2. 将来のためのお金の置き場所を変える
個人年金をやめ、つみたてNISAへ
個人年金は利回り見込みがあっても、65歳まで資金拘束されるのが気になりました。
そこで、長期の成長が期待できる株式投資へ。つみたてNISAで全世界株(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))の積立に切り替えました。

投資は値動きが怖い…

少額からの長期積立にすると、リスクを均らしながら続けられます。
保険よりも投資に回す比率を上げる
保障は必要最低限に抑え、浮いた分は積立投資へ。これで「守る」と「増やす」のバランスが取りやすくなりました。
3. 家計管理を仕組み化してムダを見える化へ
マネーフォワード+エクセル家計簿
もともとエクセルで家計簿をつけていましたが、マネーフォワードを併用。
引き落としの見落としが減り、全体像も数字で把握しやすくなりました。
続けやすい更新リズムにする
家計簿は週末に短時間だけ更新。頑張りすぎない仕組みにしたら、継続のハードルが下がりました。
4. 節税しながら食費を助ける
ふるさと納税でお米や少し贅沢な食材を取り寄せ
日常で使うお米や、ホタテ貝柱などちょっと贅沢な食材を返礼品で選んでいます。
節税と家族の楽しみを両立できます。申し込みはネットで15分ほどでできました。

選び方のコツは?

「必ず使うもの」を軸に、年に数回「ご褒美食材」を混ぜるのがおすすめ。
5. 支出減で生まれたゆとりを将来に回す
ここまでの見直しで(ふるさと納税を除いても)月に約31,000円の支出減になりました。浮いた分は以前なら、つい洋服や靴を買ってしまいましたが、今は生活水準を上げず先取りで貯蓄・投資に回しています。

つい使ってしまいそうで心配…

“先取り”をルール化して、最初に積立に回しておくのがコツです。
まとめ
家計の最適化は、一度に全部やらなくても大丈夫。
私も固定費をひとつ減らすところから始めました。その一歩が、将来の安心につながります。

思ったより気軽に始められそう!

はい。今日できる小さな見直しから、コツコツ積み上げていきましょう。
参考にした本
本当の自由を手に入れる『お金の大学』
家計改善から資産形成まで、全体像がこの1冊でつかめます。

【著書】本当の自由を手に入れる『お金の大学』
【著者】両@リベ大学長
【発行所】朝日新聞出版
【定価】1500円+税
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